■JMPでは誤差バーの位置をずらすことができる
JMPの「グラフビルダー」では、折れ線グラフに誤差バーを追加した際に、複数の系列の誤差バーが重ならないようにずらして表示できます。
以下は、3つの系列(青、赤、緑)に対して平均の時間的推移を示す折れ線グラフですが、それぞれの平均値に対する標準誤差を誤差バーとして表示しています。
このとき、複数の誤差バーが重なるので、これらを視覚的に分けるために位置を調整する必要があります。例えばMicrosoft Excelでは、異なる系列のデータ点を元の値から少し変更してグラフ上での位置を調整する必要があります。
一方、JMPでは「誤差バーのオフセット」という機能を使って、これらの誤差バーを簡単に調整できます。
そこで、本ブログでは身近なデータを使って、この機能の効果をアピールしてみます。
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